129.呉服屋は怖い |
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2012/05/12 40歳代主婦(埼玉県新座市) |
当方、着物に憧れ、市のサークル活動で着付けを習い始め、現在半年が経過した着物初心者です。普段はリサイクルショップやアンティークショップでお着物を買って楽しんでいます。先日、自宅近辺で呉服屋さんがあるという情報をサークルのお仲間さんから聞きつけて、そのお店を覗きに行きました。いつもは、そのお店(とあるスーパーの3Fにある京○ま○○○というお店)よりも、手前に位置する着物の○○美かインターネットで小物等を買うのですが、お仲間から、そちらのお店のほうが○○美よりも安いということで、覗きに行ったのです。すると、店員さんがささーっと二人ほど寄ってきてびっちり張り付き、根掘り葉掘り、色々聞いてきます。見ているだけですから、と断っても張り付いたまま。更には、「どんなお着物を持っているんですか?」「紬はお持ちですか?」と矢継ぎ早に質問してきました。普段は、リサイクルショップで気に入ったものを手に入れていること、アンティーク着物が好きなので現代物や御誂えには興味がないことをはっきりと言ったのですが、ずーっとあとをついてきます。そして、お話しを聞くだけ聞いてほしいと奥のテーブルへ通され、座った途端に店長登場。お店の特典等、美味しい話をしたあとで、アンケートと称し、個人情報を書くように促されました。DMくらいはもらってもいいなと、連絡先を記入したら、今度は、「来週に特別なお客様をお招きしての内見会があるので、いらっしゃいませんか?」と持ち出してきました。とにかく、着物を誂える気もないし、余裕もないと、きっぱり言い放ったにもかかわらず、何かのご縁ですからいらしてください、と。そこまでは良かったのですが、この内見会に参加するには2,000円が必要だったのです。「ノベルティとして特別に作ったオリジナルの伊達締めをプレゼントします。2,000円では手に入らない、正絹の博多織なんですよ!」と言って、2,000円を支払わされました。既に博多織りの正絹の伊達締めは3本もっているのでいらない、と言っても、「絶対に価値あるものですから!」とほぼ押し売り。さらには、翌月に開催される展示会も、1,500円でご招待しますというわけのわからない接客をされました。こんなことをしているから「呉服屋は怖い」とか思われるのではないでしょうか?正直、もうそのお店には立ち入りたくないというのが本音です。私がいつも買う伊達締めは2,000円もしないです。そう伝えたら、「モノが違うんですよ。安いのなんかダメですよ。」と、言い放ちました。お着物が高くて、怖いものっていうイメージを持たれても仕方ないと思います。○○つさんの内見会も、反物を巻き付けて数時間拘束されて、嫌な思いをしました。呉服屋さんがこんな店ばかりじゃないとは思いますが、イヤですね。
自社の新作オリジナル結城紬発表会と「千年工房」博多帯展示会…「絆展」なるイベント(?)に強引に予約を入れさせられ、2,000円を支払わされたのは、先日のこと。予約を入れた日時当日、家族の体調が悪く、出かけることがままならなかったところに、しつこく勧誘の電話がかかってきました。状況を説明し、お店には伺えそうにないことを告げたにもかかわらず、「じゃあ、いつなら来店できますか?」と、これまた空気を読まない勧誘。丁度、病院に付き添いで出かける時間だったので、今は応対できないと電話を切りました。ですが、2,000円を支払っていたので、せめてノベルティの正絹伊達締めだけでも受け取ろうと、会期の最終日にお店へ出向いたのです。誂える意思がないことをはっきりと告げ、時間がないと言っているにもかかわらず、結城紬の反物を巻き付け、博多織の帯を巻き、電卓を叩かれました。「結城紬も博多帯も今は必要ないので」というと、今度は「じゃあ、今後欲しいのはどんな着物ですか?」と聞かれました。「紫の色無地は欲しいと思っています」というと、店長が奥から反物を出してきました。「○○様、これはとっておきの反物で、もう二度と出てこないお品物です。たまたま在庫の最後の一本が見つかりまして。。。」本藍染のその反物は確かに見事なものでした。巻くだけでいいので、というので、見せて頂いたのですが、その後、藍紅型の帯や、それに合う小物なども出され仮着付けが進み、また電卓を叩かれました。最初のお値段から、突然半額くらいになり、「○○様にぜひ御誂えして欲しいのでこの値段まで頑張ります!他人にはこの値段では出しません。とてもじゃないけど、このお値段では買えないお品です。」と言われました。入れ代わり立ち代わりやってくる販売員さんが「それは、もう本当に幻の逸品になりますよ」「もう、この藍染の工房が無いので」などと言い、とにかく契約してくださいと言いました。結局、決裁権が自分にないので~とお断りしてお店を出てきたのですが、時間がないと言ったにもかかわらず2時間以上、お店に拘束されていました。また、自宅に戻ってから調べてわかったのですが、その藍染の工房は先日、京都・祇園で事故を起こした会社でした。うがった見方をすれば、もしかして安く買い叩いた反物を押し売りしようとしたのかな?とも感じました。最後の迫り方は特に怖かったです。私が座った椅子の前後左右に店員さんがぴったりはりついて「買いましょうよ」と。もう当分、呉服屋さんには入りたくありません。こういう強引な販売方法を取るから、呉服屋さんは怖いところと思われてしまうのではないでしょうか。。。 |