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お店でのマナー
初等科 → きものの選び方

残念ながら、きもの業界には多くの問題点がございます。特に一般消費者から、売り方についての厳しいご批判には、多くの業界関係者もその悪評には困り果てているのが現状です。大手のチェーン店や、組織販売を主にしている一部の販売店が、強引な売り込みや勧誘などで問題を起こし、しばしばマスコミなどでも取り上げられられています。確かに、地域に密着した家業店は風評に敏感なことは事実ですが、大きなお店が悪くて、小さな家業店が良い、そう簡単な問題でもありません。昨今の売り手としての姿勢(資質)にかかわる問題は、呉服の業界に限らず、企業倫理として大きな転換点に来ていると考えます。

多くのご批判に耳を傾け、自社をも含めて改善して行かなければ、きものの未来はありません。怒りが爆発のコーナーには、皆様方からの意見やご批判を頂戴し、微力ながらその努力をしているつもりです。どうぞ、ご一読いただき、トラブルなどには巻き込まれませんよう、伏してお願い申し上げます。

ここでは、そうした問題と同時に、このページで学習された人には、お守りいただきたい、いくつかのマナーについてお話します。もちろん売り手側の問題解決が最優先の課題ですが、それでも消費者側にも全く問題が無い訳ではありません。

信頼できるお店を選んだ後は、やはり最低限のマナーは守りましょう。

きもの選びのマナー

店員さんは遊び相手?

いくら着物が好きだからと言っても、店員さんはあなたの遊び相手では有りません。全く買う当ても無いのに、長時間に渡り店員さんを拘束してはいけません。プロの店員さんにはノルマもあるし、暇つぶし程度の軽い考えは禁物です。

本当に知りたいこと、見たいものが有る時は、その旨を明確に告げ、短時間で切り上げる。勤務中の店員さんに、ボランティアを期待するのは筋違いです。

他のお客様へのアドバイスはしない。

きものが少しわかりかけてくると、他のお客様の選ぶ着物が気になりはじめます。親切心から自分の好みやセンスを、知らないお客様にお勧めするのは止めましょう。絶対に正しいセンスなんて有りえませんし、商談がまとまった試しがないのだから・・・

自由に見させて欲しい!

きものや反物の後始末が出来るようなら自由にご覧下さい。
飾り付けの商品なら何の問題も起こりませんが、たたみ方や巻き方一つで商品が傷みます。高価な商品でも宝石のようにガラスケースに入れるわけにもいきません。

店員さんとの信頼関係が無いうちは、品質管理、万引き防止の責務がある以上、ホッタラカシは、やはり無理だと思います。

必要以上のシツコイ勧誘があるなら、その店には行かない事です。

子連れのお客様に

店内や展示場で、幼児にガムやチョコレートなどを食べさせないで下さい。
店内を走り回っても、最近の母親は、人前では叱ると言う事が無いようです。
一番に嫌われるお客様がこのようなお客様です。

ペットは連れて行かない

家族同然のペットでも、お客様の中には嫌いな方もあります。
犬などを店内で走らせるのは、大迷惑です。

値段は、他人に言わない

親しい近所や友人のきものでも、決して他人に値段は言わないこと。
高すぎても安すぎても、問題はおこります。

邪魔をする人がある

展示会場などで、お客様がその気になられているときに、
きものは着ないのに……
よく考えてからにしたら……
また次回にしたら……
などなど、親切心からとは言え商談の邪魔になるお客様がある。

自慢話は聞きずらい

店員さんにならまだしも、見知らぬお客様に自分のコレクションを
長々と自慢されるお客様がある。